ランバート：星谷 悠太美しい容姿をしているものの、未だ役を取ったことのない売れない舞台役者。苦境にも笑顔を絶やさない好青年。一方で、自分のために夢を絶たれてしまった親友のアレクシスをいつも気にかけている。 本作の主役であり、繊細な演技力を必要とされる役。首席卒業生が演じるのが通例。

アレクシス：鳳 樹劇場主の息子で、売れない劇作家。ランバートとは幼馴染で親友だった。子供の頃はランバートと共に役者になることを夢見ていたが、事故で顔に傷を負い、夢を絶たれる。以来、心を閉ざして劇場の屋根裏に引きこもってしまった。 もう１人の主役であり、実力と華やかさを兼ね備えた役者が演じることが多い。

ルーカス： 楪=クリスチアン=リオンアメリカからやって来た、野心的なブロードウェイミュージカルのスポンサー。アレクシスの才能を見出し、自らの成功のためにアメリカへ連れ帰ろうと画策するが……。 いわゆる敵役。見せ場が多く、華桜会メンバーが演じるのが通例。

クリフ： 漣 朔也ルーカスがイギリスで雇った探偵。謎の劇作家・アレクシスを捜す。腕は立つが軽薄で、酒と女と金に目がない。 コメディリリーフを担う役。物語後半に大捕り物のシーンがあるため身体能力の高い役者が演じることが多い。

エディ： 暁 鏡司ランバートとアレクシスの幼馴染で、ランバートの良き相談相手。アレクシスに重要な助言を行うことも。 華桜会の増員に伴い、今期から書き加えられた役。主要な登場人物と万遍なく絡むため、調整能力の高い役者が演じることが望ましい。

アレクシスの『影』：辰己 琉唯アレクシスに寄り添い、見守り続ける、人ならざる存在。朗らかで穏やかな雰囲気が、何処となくランバートに似ている。アレクシスは『俺の天使』と呼んでいる。育成枠の中でも特に重要度が高く、ソロでの歌唱パートがある花形の役。

ランバートの『影』：月皇 海斗ランバートに寄り添い、見守り続ける、人ならざる存在。暗く冷たい眼差しが、何処となくアレクシスに似ている。ランバートは自分の心の闇だと恐れ、『僕の悪魔』と呼んでいる。台詞は無いものの、ランバートと共にほぼ舞台に出突っ張りとなる主要な役。

看板ダンサー／ハーディー：天花寺 翔難易度の高いダンスを披露する見せ場があるため、ダイナミックさと華やかさが要求される。ランバートより格上という役どころゆえに、ランバート役とのバランスを重視した配役が成されることも多い。

クリフの助手／パーシー：卯川 晶クリフのお目付け役。コメディリリーフとして活躍し、台詞が多い。キャラクターとしての柔軟度が高く、その年年の演じる役者によって印象が変わることから、観客の注目度が高い。

ランバートの役者仲間／オーランド：空閑 愁ランバートと同じく、売れない役者。後にランバートの成功を妬み、苦悩しながらも陥れてしまうという繊細な演技力が必要とされる役。パーシー役と同様に、キャラクターの印象は演じる役者によって左右される。

アレクシスの影 辰己　琉唯（team柊）
星谷　悠太（team鳳）
揚羽　陸（team楪）
南條　聖（team漣）
十文字良亮（team暁）

ランバートの影 申渡　栄吾（team柊）
月皇　海斗（team鳳）
甲本　哲也（team楪）
中小路春馬（team漣）
百合野茉優（team暁）

ハーディー 戌峰誠士郎（team柊）
天花寺　翔（team鳳）
蜂矢　聡　（team楪）
東堂　創　（team漣）
千木良　渉（team暁）

パーシー 卯川　晶　（team柊）
那雪　透　（team鳳）
蟻坂　和臣（team楪）
香西　遊晴（team漣）
一色　奏　（team暁）

オーランド 虎石　和泉（team柊）
空閑　愁　（team鳳）
蛍灯　玲　（team楪）
北原　廉　（team漣）
万城目浩司（team暁）